茨城県妖怪探検隊・茨城県の妖怪豆図鑑
狢(むじな)



 狢は主にアナグマを指す。アナグマを「狸(たぬき)」、狸を「狢」、と呼ぶ地方(栃木県の一部など)があり、昔話や民間伝承に登場する狢も狸と混同されていることもある。
 とはいえ、アナグマである狢も狸や狐と同様に「化ける獣」とされている。小泉八雲の「むじな」に登場する妖怪「のっぺらぼう」も、この狢が変化したものだ。
 茨城県においても狢が人を化かした話が残されている。高萩市では狢が火の玉や月に化けた話があり、日立市十王では狢が白髪の老婆に化けて人を驚かしていたという。

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 参考文献
 村上健司『日本妖怪大事典』(角川書店、2005年)
 高萩市教育委員会『高萩市の昔話と伝説』(高萩市役所、1980年)
 


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